今日も定時退社 ε=ε=ε=(ノ^∇^)ノ

~ITエンジニアの仕事を「きつい」から「普通」に変えるための”ゆるめ”のマニュアル~

ITエンジニアを目指すなら、学生のうちにやっておきたい3つのこと

「ITエンジニアを目指しているけど、
就職後についていけるか不安」

と思っておられる学生さんって結構多いのではないのでしょうか?

本記事では、そういった「不安」を取り除くために学生のうちにやっておくとよいことを3つ解説します。
※文系の方でも大丈夫ですよ!

■目次
1. 情報処理技術の基礎を身につける
2. 文章作成力を鍛える
3. 英語への苦手意識を取り除く

参考:筆者のプロフィール
 ・IT業界に15年以上在籍
 ・新人研修講師や面接官を担当

1. 情報処理技術の基礎を身につける

「情報処理技術の基礎」とはどのレベルかというと、基本情報技術者試験の午前問題がある程度解けるレベルです。

基本情報技術者試験
国家試験である情報処理技術者試験の一区分で、スキルレベル2に相当する。
IT人材に必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者が対象。

この試験の問題を判断基準としている理由としては、ITエンジニアの業務がこの試験の勉強で学べる基本的知識をベースとしているからですね。

医者が医学の基礎を学んでいるように、ITエンジニアも情報処理技術の基礎を学ぶ必要があるのです。

ただし、ITエンジニアの場合は必ずしも試験に合格する必要はありません。むしろ、現役のITエンジニアでも受験していない人が多いです。知識だけは必要なんですけどね。実践的な活用能力については就職後で問題ないです。

勉強法としては、「基本情報技術者試験」向けの参考書を使うと良いでしょう。参考書は、下記2つのどちらかがおすすめです。

キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者:知識ゼロからでもわかりやすい
栢木先生の基本情報技術者教室:技術者視点でよく整理されている

2. 文章作成力を鍛える

これはITエンジニアに限った話ではありません。

ITエンジニアというと、「プログラミング」のイメージがあるかもしれません。しかし、文章を書く機会も非常に多いのです。

例えば、仕様書やマニュアルであったり、会議資料や報告書、メールなど多岐にわたります。

筆者には、文章作成が苦手な部下がおりますが、報告書やメールといった日々の雑多な業務に時間を取られて、ITエンジニアとしての業務が遅れがちです。

文章作成力を鍛えておけば、そのような事態を避けることが出来、「ITエンジニアとしての業務時間」を確保することができます。また、報告書の作成が上手く出来るようになれば、上司から非常に信頼されることでしょう。

では、どうやったら文章作成力を鍛えることができるのでしょうか?

それは、「文章をたくさん書くこと」だと筆者は考えます。特に、読み手のことを考えて文章を書くことが重要だと思っています。

そういう意味では、ブログを執筆するのが良い練習になるのではないでしょうか?
読者のことを考えながら文章を書きますからね。上手くいけば稼げるかもしれませんし。

※ITエンジニアが作成する文章は、顧客や他部署のエンジニアなどが読むことが多いです。自分だけがわかる文章を書いても問い合わせが来るだけで、自分の首を絞めてしまいます。必ず読み手を意識しましょう。

3. 英語への苦手意識を取り除く

ITエンジニアは英語に苦手意識があってはいけません。

なぜかというと、
 ・プログラミング言語は基本的に英語である
 ・英語の資料(マニュアルなど)を読むことがある
 ・海外のフォーラムから解決策を見つけなければいけないときがある
といったことが理由としてあげられます。

ね、英語必要でしょ?

英語の勉強方法ですが、TOEICの勉強をしておくことをおすすめします。

TOEIC
国際コミュニケーション英語能力テストのこと。
英語を母語としない者を対象とした、英語によるコミュニケーション能力を検定するための試験である。

TOEICは、昇格条件になっていることがありますからね。社会人より時間の取りやすい学生のうちにある程度勉強をしておくのが良いと思います。

※ちなみに筆者が新卒で入社した会社の昇格基準は550点でした。

勉強法としては、スマホでできる「スタディサプリ(TOEICテスト対策 )」なんかが良いのではないでしょうか?

スマホって便利ですね。

まとめ

1. 参考書を使用して、「基本情報技術者試験」の勉強をする
2. 読み手を意識した文章作成をたくさん行う(ブログ執筆など)
3. TOEICの勉強をしておく